先日本学学園祭「瓜生山祭」にて映画学科が企画した「京都造形芸術大学アカデミー賞」なるものが行われました。
私もバリカンシリーズをはじめとする作品を数撃ちゃ当たる方式で大量投下したところ、
"TEXAS FEVER"が作品賞を受賞しました笑作品賞の賞状作品賞には4作品が選ばれ、その中から最優秀作品賞が選ばれたので、実質的にテキサス・フィーバーは学科内TOP4の作品というわけです。
いやぁ、いったい何なんでしょうね、この作品は。意味がわかりません。
バリカン2でやりたいことはほぼ全てやって、次はもうちょっと静かでマトモな作品を、ということでキャスト2人とスタッフ1人のたった4人で実家にこもり3日で撮影した小さな小さな作品のはずだったのに。
ゴリ押しのバリカン2がガン無視かまされる中、作品賞受賞ですよ?笑
この作品に票入れたやつらホントバカばっかだな!笑(失礼
でもまぁやっとこの学校でも認められてきたっつーことでよしとしますか。
しかしまぁ批評やら観客の意見やらは全体的にちょっといただけないものでしたね。
「映画は一人では作れません!」みたいなセリフのオンパレード。
いやいや、俺の立場を考えろ、と言いたくなる。
まぁ最優秀作品賞でもないのに出しゃばったことをしゃべるつもりはなかったので、一言スピーチは結局当たり障り無いことしか言いませんでしたが(本当は何も考えて行って無かったというのが正解)
おまけにとある観客の方が、どの作品も暗くてこれは本当に映画なのかわからない、なんてことをツラツラしゃべり始めたりも。
一人で撮らずにスタッフをたくさん連れて行けみたいなことも言ってたような。
予想通りの意見すぎて思わず笑ってしまいましたが、それほどまでに作品をしっかり見てトークを聞いてくれていたことを嬉しく思いましたね。
しかしながら一言言わせてもらうと「この作品は本当に映画なのか?それともビデオ作品なのか?」などという疑問を持ってしまった時点でこの作品に関しては私の勝ちなわけです。
映画として作品を鑑賞してしまったからこそそういう疑問がわくわけですからビデオストレートのB級を意識して作った本作に関してはむしろ高評価とも言えるわけですね。
まぁ要するに私がただ負けず嫌いってだけなのですが。
一応他の学生が半年くらいがんばって作り上げた企画なので、下手に壊さないようにと思っていたのですが、もうちょっと辛口でしゃべってもよかったかな、と今頃後悔。
まぁなんか一回生とかにはバリカンとかウケが良くて周囲にも若干認知されてきたので、結果として出品してよかったのかもしれないですね。
でも結局は身内のコンペ、それで入賞したからといって浮かれたりはしません。次を狙います。
最後に、少ないながらも手伝ってくれたスタッフキャストに感謝!笑
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