No.317
2013/07/02 (Tue) 03:44:49
ハリウッド アメリカ、しかもここロサンゼルスを選んだのはもちろんハリウッドのある映画の街だからだ。 滞在中に出来るだけ多くの映画関係の場所を見て回ろうと思い日本からアポを取っていたのだが結局スタジオに関してはツアーで回れる範囲内しか行くことが出来なかった。 今日は見学ツアーのあるスタジオの一つ、あのパラマウント・ピクチャーズへと向かおう。メルローズ・アヴェニューにある老舗スタジオだ。 スタジオ見学は予約なしでも行けると日本語ブログに書いてあった(注1)ので昼過ぎを目標に近くまで向かう。 少し離れたバス停で降り一先ずランチを取るためにあたりを散策する。またサンタモニカとは違った街並みだ。 少し歩いていると面白い店を見つけた。あの牛丼でお馴染みの吉野家だ。 店先のポスターに吉野家忍者が覗いているあたりが実にアメリカらしい。関係無いがこのフードコートの警備員らしき老人が居たのだが、レイバンとチョビ髭で実に渋く格好良かった。 左:アメリカではプレートタイプのメニューをよく見かける。
右:ここはビバリー・プラザの一角にある。 せっかくだ、ここでランチにしよう。 店内は意外に子供連れの家族で賑わっている。場所柄かもしれないがサラリーマン向けのファスト・フードという立ち位置では無いようだ。 アジア人は居らずメキシコ系の人々が多い気がする。 オーダーしたのは野菜添え牛丼なるもの、日本では見かけないメニューだ。思っていたよりも量が少なく一般的な並より一回り小さいくらいか。そして味付けが薄い。温野菜の味をそのまま味わいたい人向けだろうか。牛丼自体は日本のそれと近く、違和感無く食べることが出来た。 そういえば以前のオレゴンでもホーム・ステイ先の家族から頂いた弁当に生のブロッコリーが丸々入っていた事があった。どうやって食べれば良かったのか未だに謎のままだ。 さぁパラマウント・ピクチャーズへ向かおう。 30分ほど歩くと街路樹の塀で区切られた大きな敷地が続いているのに気付く。ここがスタジオのようだ。 とりあえず最寄りの入口から入り警備員のおじさんに見学ツアーに参加したい旨を伝えるが、予約はしているかと怪訝そうな表情。 なんてことはない、予約なしで参加出来るという情報は間違っていたのだ。 担当者に問い合わせて貰ったが生憎空きが無かった。システム的に飛び込み参加は難しいのだろう。ネットで事前に予約と決算をしてから出直してほしいとチラシを渡され、警備員のおじさんに「月曜にまた会おう」と言い残しスタジオを出た。 これは困った。 何か無いかオフラインの地図を眺めているとどうやらハリウッド中心部まで歩いていけそうだ。不意なタイミングではあるがちょうどいい、ついにハリウッドへ向かう。 ノース・ガワー・ストリート側の入口。 ノース・ガワー・ストリート側、ステージ29の壁には大きなクジラの絵が描かれている。 この絵画はマリン・ライフ・アーティスト、ワイランドによるものらしい。 左:ハリウッドに向かう途中。これは電源車のようだ、後方の建物で撮影をしていた。 右:これは途中見かけたハリウッド・プロダクション・センターだ。 ハリウッド・ブールヴァードとノース・ガワー・ストリートの交差点より。
中央に小さくハリウッドサインが見える。 ノース・ガワー・ストリートを北へ進むこと約30分、ついにハリウッド・ブールヴァードに到着した。実を言うとパラマウントのあたりから既に見えていたのだがHOLLYWOODのサインもハッキリと見える。 なんだかふらっと来てしまったが幼少期から大好きだった映画の数々が作られ、その場所自体も憧れであり夢だったハリウッドに実際に来ているのだと思うと、急に感慨深く思えてきた。 そしてこれがハリウッド・ウォーク・オブ・フェームだ。
しばらく土産物屋を回ってみたが、どこもチープなオスカー像と3枚9ドルのTシャツばかりで正直期待外れだった。 そろそろ帰ろうかと思いかけた頃、ふと店先の映画ポスターに惹かれ立ち寄った場所が、実際に使われたシナリオやトレーラーのフィルムなどを購入出来るコレクターズ・ショップだった。 ただやはり歴史的な作品などはそこそこの値段が付いていたので、なぜかトワイライト・シリーズが大量に投げ込まれている叩き売りの段ボール箱を漁り何点か入手した。 ローランド・エメリッヒ監督のデイ・アフター・トゥモローとヴァンダミング・アクションのダブル・チームの35mmフィルムトレーラー。そしてブラックレインが大好きな友人へのお土産としてそのシナリオ、まぁ先に開封して読んだが。 Hollywood Book and Poster Co.
6562 Hollywood Boulevard, Hollywood, CA 90028 http://www.hollywoodbookandposter.com/ こぼれ話 今回は少しこぼれ話でもしよう。 ハリウッド映画を意識するきっかけとなったのは、僕もまたスピルバーグ監督の影響がとてつもなく大きかった。とりわけ何度も繰り返し見ていたのはジュラシックパークだ。 当時、あれはまだ幼稚園か小学校低学年か、VHSに特別タイトル付きでダビングしてもらった物を宝物のようにして観ていた記憶がある。特にそのタイトルからのラプトル柵シーンでのワクワクさは今でもはっきりと覚えている。 もちろん当時は監督名などほとんど気にしていなかったし、目的は恐竜が見れることだったわけだがー、つまりジュラシックパークを観てアニマトロニクスやCGの存在を意識するようになったわけだ。結果的に今に繋がっているとも言えると思う。(スタートとなったのはゴジラなのだが。) まぁこれはユニバーサルの作品なわけだが、こういった大道で大作のハリウッド作品が一人の少年の将来を左右させた事には違いないわけで、幾つになっても「こんなベタなハリウッド作品なんて」と言わずに純粋にワクワクしながら楽しめたらいいなと、観る側としても作り手側としても思うんだ。 旅のお供
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ハリウッド
はじめまして。
来週17日よりロスへ旅する者です。 気になったことがあるので、いくつか教えていただければ幸いです。 このブログに載せられている映画のシナリオ等のお土産はいくらくらいしたのでしょうか。 また別の日に書かれたブログで、サンタモニカのユースホステルについてありましたが、そこからロサンゼルス空港やハリウッド、ダウンタウン等へ向かうにはどのようにアクセスするのが一番良いでしょうか。学生の旅なので、なるべく安く行ける方法を知りたいです。レンタカーの使用は考えておりません。 突然ですがよろしくお願いします。 Re:ハリウッド
ロサンゼルスへ旅行ですか、いいですねぇ!
まず映画のシナリオですが、確か15ドル程度だったと思います。レシートを見るとトレーラー2本との3点で総額38.06ドルでした。叩き売りの物は安かったと思います(ただ買い過ぎると結構重いです)。 次にサンタモニカのホステルからのアクセスですが、安い移動手段であればバスですかね。 LAXまでならBig Blue Bus、ダウンタウンは確かMetro Rapid 720とかで、ハリウッドなら740や4番のバスで行けたはずです。ダウンタウン周辺での移動はDashという小さなバスが便利でした。ホステルまで行けば路線図や時刻表も全コース分ありますし、受付で詳しく教えてもらえると思います。 最後にスタジオツアーの予約についてですが、日本からアポを―というのは知り合いの映画関係者に実際に働いている風景を見れないか連絡してみた、という感じでした。分かりづらい表現でごめんなさい。なのでスタジオツアー自体は日本からでも現地でも予約できますよ。記事内にもリンクを貼っていますがツアー予約専用サイトがあるのでそこでカード決算すればそのまま予約出来ます。 例えばパラマウントであればこちら http://www.paramountstudiotour.com/ 楽しんできてください! Re:すみません
そうです!サイトに日本語の地図も載っていました。
お宝シナリオ発掘してきてください~!
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Otsuki Naoki
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性別:
男性
職業:
コンポジター
趣味:
アクション映画とロック
自己紹介:
去年のアメリカ旅行記を更新中。ロサンゼルスからエリア51のあるネバダ州、サンフランシスコまでドライブ、からのニューヨーク。週一更新目標。
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