粋なフィルムスタジオオープンにともない、店長として悩みの一つとなっているのが制作した映画の公開。
制作した作品を公開する、ここまでは私一人の個人責任として何ら問題はないのですが、懸念するべきは出演者の個人情報保護について。
私のような監督業としてはレンズの反対側にいるわけで、さほど問題ないのですが、キャスト側としては画面いっぱいまで顔バレするわけですよね。
まぁそんなところ気にすることないだろ、と思う人もいるでしょうが、一応公開する者としての責任があるわけです。
俳優業など、その道で仕事をしている方を起用しているならそれほど問題はないのでしょうが、出演してもらっている方々はまだ、一学生なので。
でも、海外のほうなら普通にホームビデオやら写真やらをネット公開していたりで、この辺は単なる価値観の違いなのかもしれませんが、ネットストーカーなど、危険も確かにあり、一概に日本人の危険意識過剰だとは言えないわけです。
名前に関しては芸名を使うという手もありますが、なんだかなぁ、と。
まぁ、現実としてmixi等の外界と隔離されたような閉鎖的空間では名前・写真・住所まで全て公開している人もいるのですが。
作品公開を会員制にしたらいいんじゃないか、という声もありますが、それだとネット公開をしている醍醐味がないわけで、なかなかこの辺の矛盾といいますか、難しいところですね。
私の素直な考えとしては、名前が出てしまったくらいでキャーキャー言うのは中学校までで十分で、私自身の名前を公開するのは別に問題ないし、こういう業界では名前が売れてなんぼですからねぇ。
住所やプライベートな電話番号公開はどうかと思いますが。
ただ、現役の方々が公開している名前が本当に本名なのかどうか、そしてまだ学生だということも考慮すべき点のように思います。
なんかレポートみたいになりましたね(笑
まぁ、とにかくその辺をもっとよく考え、もちろんキャスト側とも相談しながら公開へ向けてやっていきたいと思っています。
PR