卒業制作合評

だいぶ日にちも経ちましたが先日2/28～2/30に卒業制作の合評が行われました。
4年間共にやってきた仲間たちの全員の作品を同時に見る最後の機会、長かったですが結構楽しい合評だったんじゃないでしょうか。
まぁ本当に卒業出来るのかって感じのやつもあったわけですが全体的にはバラエティに富んでさすがは卒業制作といったクオリティーの高い作品が多かったように思いますね。

かなり根気の入ったアニメーションや自我丸出しの実験映像など、とても面白い作品ばかりで細かく感想を書いたらかなり長くなってしまうので今回は一件だけ。
三日目に上映されたフジこと藤嶋逸生の"LIFE ON SIRIUS"、これは本当によかった。
フジのブログで私の"HEAVENS' RAID（獅子座の男）"についての感想を書いてもらったからとかそういう問題では無く、これが特に印象に残っているのは"LIFE ON SIRIUS"という作品が持つ世界観に純粋に嫉妬してしまったためなのだと思う。
この静かに進んでいく、客観的には異常に見えるが実は日常のなかに普通に潜んでいる社会の不可思議さや理不尽さを見事に表現した世界観は、いったいどうやったら作り上げられるんだろうか。またこんどの上映会楽しみにしておきます！

それで私の作品、"HEAVENS' RAID"はというと、まぁ当初の予定通り全く「作品としては」完成しなかったので、「卒業制作として完成」させた中途半端な作品を上映しました。
しかも68分とハンパなく長かったため三日目のラスト、大とりですよ笑
あー恥ずかしい恥ずかしい、完成してたらどうぞ見てくれって感じなんですが未完成を関係者以外に上映するのは、まるでパンツにスカーフのフレディー・マーキュリースタイルで早朝のカフェでミルクティーを飲むような歯がゆさがありますね。
まぁ上映前コメントで「これは卒制以前に自主制作なんだから俺のペースで作ります。つまり今日は作品としては完成してません。」つったのは我ながらひどいコメントだと自画自賛しているわけではありますが笑

他にも教授らからも意見をもらったりもしたわけですが、まぁ予想通りの答えで「もう言うこと無いよ」と。（笑）「大槻には何を言っても聞かないし、やるとこまでやれよ」みたいなありがたい言葉を頂いたりもしました。
というかこの作品よりも年末年始に卒制編集ほっぽり出して撮監として参加していた作品の撮り方のほうを褒められていたような気がするのはどうなんでしょうね？やっぱ三脚使ったほうがいいんでしょうか？ねぇ？やっぱ教授の皆さんはハンディー嫌いですか、ねぇ？笑


しかしまぁ、これで本当に学生も終わりですか･･･、信じられないですね。
4月からどうしたらよいのかしら。それより卒業できるのかしら。
とりあえずそろそろ卒展に向けて編集を再開しようかと思ったのですが、全くもってやる気が出ないっていうね。
うーん、どうしよう。


映像系の仕事ください！！