やっと卒制担当の先生にシナリオを渡しました。
しかし撮影開始までの期間がアレなので「お手並み拝見、と言うことで。」と言われてしまいました。
さぁ!どうする!どこまでやれる!
それはそうと、今回は前回最後にチラッと振った内容に関して。
そう、タイトルから分かる人は分かると思いますが、「DOFアダプタ」を自作致しました!
「DOFアダプタ」とは被写界深度(Depth Of Field, DOF)が深い市販のビデオカメラ等に被写界深度が浅いスチール用の35mmレンズなどを取り付けるアダプタのこと。
要するに普通のビデオカメラで35mmフィルムのような味のあるボケを楽しむことが出来るアダプタ、ということです。ちなみに「ボケ」と言う表現手法は日本発祥のものらしいですよ。
市販されているものは10万~という非常に高価なものなのですが、パーツを集めて自作することも可能で「DIY」つまり「DO IT YOURSELF !!!」ということで「DIY DOF ADAPTER」を作る人が結構いるみたいです。
私も色々なサイトを参考にさせてもらい作りました。まぁまだ完成ではないですが、とりあえず形になったので紹介を。
構造はいたってシンプルで、レンズの画が結合する位置にスクリーンを置き、それをビデオカメラで撮影するというもの。スクリーンはスチールカメラのフォーカシングスクリーンを使用し、それを携帯用小型バイブレーターで揺らし、表面の凹凸を目立たなくし、マクロレンズを使ってビデオカメラに全体映像としておさめると。
それにしてもカッコイイですよねぇ!
やっぱこのレンズの長さが最高にいかしてますよ!!
男はみんな長いのが大好きですからね、リムジンとか刀とかスナイパーライフルとかアレとか(ぉぃ
というかこの姿って完全にシャトル運搬のB747ですよね?笑
え?そんなことない?
というか養生ベタベタなのが気になってそれどころじゃない?
まぁそれはいいとして、とりあえずテストをしてみたのがこちら。
カメラはDVX100B、レンズはCANON ZOOM LENS EF 28-80mm V USMを使用。
借りていたデジカメを取りに来ていたマクーに出てもらいました。銃とかは「A MAN IN LEO」のカメラテストも含めたものとして利用。
結構いい感じは出てますし、スタンドライト一灯だけでも案外写ってるので夜間撮影でもそれほど問題ないかもしれないですね。ただ、完全マニュアルなので即興性の強いカメラワークには弱いかもしれないですが。
以下は他の写真
横や上のほうから。
光学的にカメラが捉える画が反転してしまうので、別のカメラをひっくり返してIEEE1394で接続、モニタとして使用します。
これがレンズですね、キャノン純正のズームレンズです。
レンズを外したスクリーンが入ったチューブのところ。端っこについてる小型バイブを揺らします。とりあえず配線はワニクリップで笑
72-55mmステップダウンリングの内側にハクバのMC CLOSE-UP +5、レンズ側にクロススクリーンのフィルターを抜いた枠だけを装着し、四角いフォーカシングスクリーンが画面に合うよう回転させられるようにしてあります。
まぁざっとこんな感じですかね笑
また一度、外でテストしてみたいと思います。
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