本日制作中の映画の撮影を行ったのですが、諸事情により結局カメラテストのみで終わりました。
明日も撮影期間にしていたのですが、なんかもう別にいいかなという感じになりつつあります。
いや、制作中断とかそういうのではなく、とりあえずは明日の撮影はなしと。
なんかねぇ、最近色々と疲れました。
いや、ハードだからとかいうのだけじゃないのかもしれない。
そんな感じでふと思うことがあります。
「私は一体この19年間何をしてきたのだろうか?」
いや、別に病んでるとか病んでないとかではなく。
その問いの答え、そんな曖昧なものを見つけるのは不可能なのかもしれない。
でも、その答えを導きだろうとする段階で最も重要な、また別の問題が提起される。
それは、「記憶」とは何なのか。
どうして人は記憶、つまり過去に縛られて生きていくのか。
私は記憶になど縛られていない、と言う人もいるだろう。
でも、それが「いい記憶」であれ、「悪い記憶」であれ、そのことを意識している時点でその記憶、つまり過去に縛られているともいえるのではないだろうか?
何か行動する時は、記憶と言うデータベースから類似項目を引っ張り出してきて、それに照らし合わせる。
そのデータベース自体が根本的に間違っている可能性があることも考えずに。
そうしてまた同じ過ちを繰り返していく。
そして、その過ちもまたデータベースの一部として、今後の判断に影響を及ぼす。
また、そこでその判断が悪い方向へと進んでいくと認識した場合、行動すること自体をやめてしまう。
それが本当に悪い方向へ行っているのかどうかもわかっていないのに。
単なる自分の中だけで形成された不確定な方程式にあてはめてしまう。
結局何がいいたいかというと、これからは記憶なんかに左右されない生き方をしていこう、ということ。
データベースを一度封鎖し、完全なリセットを目指して、またここから始めようと思う、何にしても。
それが
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