先日、次回作のためにステディカム制作を始めました。
制作過程を話す前に、まず最初にステディカムとは何かを述べておきましょうか。
ステディカム(Steadicam)は、「Steady」と「Camera」の合成語であり、カメラを持つカメラマンの体の振動や、カメラを搭載した車両等の振動をバネを利用して吸収し、撮影映像のブレを防止するためのカメラ支持機材である。本来は、アメリカのTIFFEN社の登録商標であり、他社はこの言葉の使用を避けて「防振激減装置」と呼んでいるが、「ステディカム」の名称が広く知れ渡ったこともあり、この名称が一般的となった。
from Wikipedia
要するに「ヤジロベイ」の原理を利用したスタビライザってことですね。
本場のフィルムカメラとかを積むプロフェッショナル用などはこんな感じです。

Steadicam SK2 from TIFFEN
手で長時間支えるには厳しいような大型のカメラの場合はベストにアームのついた「ゴツイ」ステディカムがあるんですね。
まぁ一般的にはこういうのがステディカムだと認識されているようですが、実際はこれでもちゃんと機能を発揮するわけです。

Steadicam Malin from TIFFEN
原理としては同じですからね。
しかし、見た目はしょぼくてもステディカム、これでも15万円ほどします(爆死
というわけで、ステディカムについての雑なお勉強はここまでにして、さっそく制作といきましょう。
まず、何故ステディカムを作ろうと急に思い立ったのか、それはとある映像雑誌のダイジェストみたいなものの記事をネットでたまたま見つけ、そこにステディカム制作、みたいなタイトルのついてるものがあったわけですね。
これをみて「ステディカムって自作できんだ!!」と知り、毎度のごとく調査調査調査…。
「ネットの海は広大だわ」
結構作ってる人いるんですよね。
形状も基本的には同じ、まぁ原理が同じなので必然的に同じようなかたちになるわけですが。
とまぁそんな具合に制作を決定。
なんだかんだで夕方くらいになり、そろそろコーナンに材料集めにいこうかなと思っていたころ、ちんから連絡があり何故か一緒にコーナンへ買出しに行くことに。
でもいざコーナン行ってみると使えそうなパーツがゴロゴロしていてどれを使おうか迷う。
全体像としての図面は作っていたのですが、詳細な長さやパーツまではコーナンに行ってみてきめる予定だったので。
そうしていると、ちんがスタビライザにキャスターが使えるのではないかと思いつく。
確かに、そういわれて見てみるとベアリングつきで素晴らしい回転性。
上下結合部の位置が若干ズレて付けてあることが気になったりもしましたが、これくらいなら許容範囲内だろうと思い、スタビライザにはキャスターを使用決定(笑
当初はゲーム用のジョイスティックをばらしてスタビライザに使おうと考えていたのですが、ひとまずはこれを使ってみることに。
またジョイスティックが手に入ったらこちらも試してみます。
で、その他のパーツなども実際にカメラに合わせてみたりしながら使用するパーツを吟味、徐々に形が決定されていくマイステディカム。
と、ここで「ホタルの光」が。
閉店だよ!!
てことで全部は買えず、また今度出直しに。
最終的に3400円のお買物をしてしまいました…。
いいんだよ!!いいんだよ!!!だって買ったら15万だぜ!?3400円なんて安いもんさ!!!
てな感じで帰ってから早速制作開始。
わざわざちんに家から工具類を持ってきてもらい、3時間くらいかけてあるパーツで出来るところまで作りました。
詳しい制作手順などは完全版が完成してから特集します。
で完成品がこちら

まだアームの部分を半分にして可動式にする予定です。
ちなみにペットボトルは仮のオモリ。

これが心臓部のスタビライザ。
キャスターのタイヤを取り除き、木を削ったグリップを付けてます。

カメラをつけるとこんな感じ。
これだけなのに結構腕にきます。
そんなこんなでテスト版の完成。
名前はキャスターで作ったステディカムで
「キャステディ」とかかな(笑
で、実際にカメラをつけて撮影してみると、これがなかなか難しい!
気にしていたキャスターの重心のズレのせいもあるんですが、やっぱ多少の練習は必要ですね。
そこで本物を触ったことのあるちんの提案で親指で本体を維持する支えのようなものをつけました。
これで断然使いやすくなりました!
上の写真でグリップ上に挟まってる紙ですね。
その後、ちょっとイチミー宅にお邪魔する用事があったので、ついでにテスト撮影してみました。
そのうち映像もアップします。
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